2025年の日本の長者番付ランキングで32位となった、株式会社コーエーテクモホールディングス取締役会長の襟川陽一氏の経歴や資産についてリサーチしてみました。
襟川陽一氏とは?
襟川陽一(えりかわ よういち)
1950年10月26日、栃木県に生まれます。1973年に慶應義塾大学商学部を卒業後、専門商社などを経て、1978年に光栄(現・コーエーテクモゲームス)を設立しました。光栄は家業の染料工業薬品販売会社が倒産し、その再起のために設立されたそうですが、陽一氏のパソコン購入をきっかけにソフトウエアやゲームの開発をスタートしたとのこと。
2009年にはテクモと経営統合し、コーエーテクモホールディングスを設立しました。長年にわたり代表取締役社長を務め、2025年に代表取締役会長兼取締役会議長に就任し、現在に至ります。シブサワ・コウというペンネームを用いて、エグゼクティブプロデューサーも務めているそうです。
また、神奈川文化賞やCEDEC AWARDS 2016 特別賞などの受賞歴があります。
襟川陽一氏に関するエピソード
コーエーテクモホールディングスが創業以来掲げてきた「創造と貢献」という社訓は、ゲームソフト会社を始めた経緯や、社会に役立つ仕事に出会えたという襟川陽一氏の気持ちが反映されているといいます。
陽一氏が初めて製作した歴史シミュレーションゲーム「川中島の合戦」は、アクションゲームが主流だった当時にはなかった“考えて楽しむ”ゲームだったそうです。その新鮮な面白さに大きな反響があり、「2作目を作ってほしい」「もっと歴史ゲームを作ってほしい」という声に応えるため、ゲームソフト専業の会社としてスタートしたようです。
参考:
https://www.koeitecmo.co.jp/recruit/graduate/interview/vol-2/
襟川陽一氏の資産
日本の長者番付ランキング2025では32位(世界2,479位)となり、襟川陽一氏の総資産額は1,924億円とのことです。
陽一氏は、学術研究でのゲームの活用をサポートするため、1994年に公益財団法人FOST(科学技術融合振興財団)を設立しました。理事長に就任し、個人的に上場で得た4億円以上の資金を教育支援活動や研究助成に充ててきたといいます。SDGsなどの活動と同時に、ゲームが社会でより一層役立つ存在であるため、積極的に社会貢献活動に携わっていきたいと考えているようです。
参考:
https://sekai-hub.com/posts/the-worlds-billionaires-japan
コーエーテクモホールディングスとは?
会社名:株式会社コーエーテクモホールディングス
所在地:〒223-8503 神奈川県横浜市港北区箕輪町1-18-12
創業者:襟川陽一・襟川恵子
コーエーテクモホールディングスは、家庭用・パソコンゲームを製作するエンタテインメント事業をメインに、アミューズメント事業、不動産事業を行うゲームソフト会社です。
イベントやグッズ販売、アニメやコミックなどのメディアミックスやライセンスアウトを通して、トータルエンタテインメントコンテンツとしてコーエーテクモIPを展開しているとのこと。40年以上にわたりゲーム開発を行ってきた同社は、「信長の野望」や「三國志」などのIPを生み出してきました。
まとめ
コーエーテクモホールディングスの取締役会長を務める襟川陽一氏は、経営を行うほか、プロデューサーとして当時珍しかった歴史シミュレーションゲームなど革新的なゲームを生み出し続けてきました。また、自身が設立した公益財団法人に私財を投じるなど、社会貢献活動にも励んできたようです。日本のゲーム業界を牽引する実業家の一人として多くの功績を残しています。
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